はじめに。「ゼロガイドフロート」は、今日までの「ウキ」に対する様々な理論を否定しているわけではありません。むしろ、弊社で行った数々の実験の中でその挙動の素晴らしさに幾度も感動しました。 しかしながら釣り人は、常に変化する海の状況を察知して様々な仕掛けを選択しなければなりません。その中で「ゼロガイドフロート」が、選択肢の一つになればと思っています。 そして、過去~現在そして未来に至る釣り業界を支えて下さっている全ての方々のご尽力に敬意を表するとともに、釣り業界の更なる発展を願っています。
~アタリ振動伝達理論~
ウキ止め無しの全遊動仕掛けにおいて、ラインでアタリをとるということは、魚が捕食したときのエネルギーが、竿や手元に伝達されるということです。しかし、間にウキがあると、ウキにエネルギーが吸収されます。感度がいいとは異なりますが、アタリのエネルギーを吸収しやすいウキほど竿や手元に伝達しにくいということになります。
「ゼロガイドフロート」は、ウキ上部の「ゼロガイド」にラインを通し、ウキとラインの抵抗を可能な限り減らすことで、ウキにエネルギーが吸収されにくくなり、ラインにアタリが伝わりやすくなっています。また、ウキ下へのライン送り、ラインの張り、ウキの流し易さは、今までにない感覚が得られます。そして逆に言うと、魚がウキの抵抗を感じにくいので、食い込みが良くなります。細かいアタリをウキの挙動を見て合わせることは出来ませんが、慣れれば魚がエサに触った感覚がわかるようになります。
但し、ライン操作や潮の流れが釣果に影響しますので、上級者向きとなります。
実証実験でも高いアタリ伝達が証明され、この独特な形状で特許を取得しました。
アタリ振動伝達概念図
色付き ウキ本体
(ウキ本体上部に色を付けた商品もあります)
ポリカーボネート用の塗料を使用しています
組立手順
①本体上部と下部を組み立てる(ネジ式)
②ゼロガイドを本体上部の穴に通す
③ゼロガイドと浮力調整タンクを結合する(約90度回転)
初めて使用される方へ
①ウキ本体と内蔵オモリ⠀
水漏れを防ぐ為にOリングを使用しています。⠀
購入時は、Oリング用のシリコングリスが塗布されているので、拭き取らないでご使用お願いします。⠀
また、使用後はネジを少しゆるめておくと良いです。⠀
本体内蔵オモリは、ウキが受けた衝撃などで、はずれる場合があります。
その時はオモリのテンションを確認して、再度押し込んで下さい。
②ゼロガイドと浮力調整タンク
購入時は、口にふくむ事を想定して、シリコングリスは塗布しておりません。
ゼロガイドのパッキンが浮力調整タンクに入りにくい場合は、唾液をグリス代わりに使うと滑りが良くなります。
ゼロガイドのパッキンが完全に浮力調整タンクに入る事を確認してから、ゼロガイドを時計回りに約90度回します。
中の引っ掛かりで止まった後も回し続けると、樹脂がねじれて切れますので注意して下さい。
外す時も同様に回し続けないようにお願いします。⠀
また、結合部にご自身でグリスを塗布する場合は、塗り過ぎに注意して、口にふくまないようにお願いします。⠀⠀
本製品は、市販のOリング用シリコングリスを使用しております。
機械用のオイル等はゴムを痛めますので、使用しないで下さい。
浮力調整タンクは2分割です。内部が清掃できるようスパナで回せるように六角形になっていますが、使用時はゼロガイドを差し込む穴より、錘を出し入れして下さい。
奇人の想いとロゴについて
ブランド名のKIJIN (奇人)をモチーフにデザインしました。 意味としては、釣りの魅力に取りつかれて、周囲の人々から見たら変人扱いされるような人。 しかし、常識を変える様な熱意溢れた先人たちも一時的には「奇人」扱いされてきたと聞きます。私たちは人々の内なる「奇人性」を信じ、育み、励まし、邁進してこそ夢を実現できると考えています。このプロジェクトを通じて沢山の奇人が集い、夢をさらに膨らませながら実現していきたいと願っています。
法人名 | 株式会社 ASファクトリー |
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代表者 | 識名 由美 |
所在地 | 沖縄県那覇市三原1-22-45 山川ビル2F ※こちらでは販売していません。 |
所在地 | 沖縄県那覇市三原1-22-45 山川ビル2F ※こちらでは販売していません。 |